接骨院と健康

接骨院と健康のページでは、生理学の分野などから、日々、接骨院に治療に訪れる患者様の健康について書いてみたいと思います。


今、日本は世界で一番の長寿国となりましたが、今の日本人の二人に一人が不定愁訴自律神経失調症)を感じていると言われているのです。


自律神経失調症がひきおこす体調不良や慢性疲労や神経の異常などと体に現れる痛みはどのようにして起きるのでしょうか?


また、こんな不健康な状態から少しでも抜け出して快適な生活をおくることは出来ないのか?と言うようなことを、生理学の観点からも考えていきたいと思っています。


生理学とは、生体の機能を追究(生命現象)していく学問です。


人間の体って途方もなく複雑な活動をしていますが、体を構成している基本的単位って、細胞なのです。


この細胞って、皮膚や粘膜の細胞のように外界の空気とか水に直接接しているものを除いて、残りは体の中の体液の中で生活しています。


この体液の事を細胞外液と言います。この細胞外液の浸透圧、P.H(ペーハー)、温度、ガス組成、電解質組成を内部環境(ホメオスタシス)と言い、人間が生きていく為には、この内部環境(ホメオスタシス)が一定に保たれていなくてはならないのです。


何らかの原因によってこの、ホメオスタシスがバランスを崩すと病気となって現れるのです。


そこで、このホメオスタシスの概念を基本として、健康維持について、考えていきたいと思います。