腰痛と接骨院

腰痛と接骨院のページでは、腰痛の原因と治療や予防法などを中心に考えていきたいと思います。


腰痛を訴える患者様が腰のレントゲンを撮ったが特に骨に異常もないし、念の為に血液の検査をしたが、これも特に異常なし。


でも腰が痛い。なぜだろう。患者さんとのお話の中では、朝起きて立ち上がろうとした時に痛めたとか、歯を磨くときの中腰の姿勢で痛めたなどと腰痛って朝発症する事が多いです。


どのような症状が出るのかと言えば、激痛が起こり、体をまっすぐに伸ばせずに、体を前に曲げてしか歩けなかったり、一度座ると立つ時に激痛がして立てなかったり、トイレに行くにも相当辛いとかと言った症状がでます。


ほとんどの、場合は、腰椎の5番と仙骨とのズレや仙骨と腸骨との間の仙腸関節のズレが原因です。


では、どうしてこの、仙腸関節は、ずれるのでしょうか?


これは、仙腸関節の周りの骨盤を支えている筋肉が運動不足などで弱くなって、仙腸関節にズレが生じてしまう事に原因があるのです。


重労働やスポーツなどで、筋肉が疲労し、筋肉内に疲労物質が溜まっていき、次第に疼痛物質(ブラジキニンとかヒスタミンなど)が増え、筋肉に炎症がおき、激痛へと変化します。これが、腰痛のメカニズムであると言えます。


次に、重要な事は普段の姿勢なのですが、腰痛の原因としてはこの普段の姿勢もかなり関係が有るのです。


人間は起立時には、絶妙なバランスとっているのですが、このバランスが狂ってくると、骨盤にひずみが出るのです。


起立時の基本は、体重をややつま先よりにかけるのです。そうすることにより、腰が無理なく自然な感じで伸びて骨盤の前傾もちょうど良い角度にたもたれて、腰への負担も軽くなるのですが
、このバランスがうまく保たれないと骨盤がズレて腰痛の原因になるのです。


次に、ぎっくり腰になった場合の対処の仕方ですが、絶対にやってはならない事は、暖めることですね。筋肉に炎症が起きていますので、暖めると痛みが更に強くなりますよ。


ですから痛めた日の入浴は絶対にダメですね。症状の強い急性期の場合は、とにかく冷却して固定(コルセット)して下さい。


ここで、重要なことは、コルセットをつける位置なのです。骨盤の仙腸関節を固定することが目的ですので、必ず骨盤に付けて下さい。ウエストではなく骨盤です。コルセットなどの固定をしたら安静にする事です。


痛みが少し和らいできたら、健康保険を使える接骨院や病院などで、治療しましょう。


悪いケースとしては、痛いのに、きちんとした、治療をせずに、我慢している事です。


一時しのぎのシップなどで我慢していると、腰痛症は治るどころか、やがて椎間板まで影響が出てくる可能性も有ります。


また、最近では若い人の腰痛がかなり多いのですが、原因は腹筋や背筋が落ちたために、腰に相当負担が来ているのです。


受験勉強などのせいも有り、運動不足となり、筋肉が萎縮していると思います。腰が痛いのでは勉強にも身が入らない事でしょうね。


対策としては、積極的に軽い運動やスポーツを取り入れて筋肉を鍛える事が腰痛の予防につながります。。


また、腰痛以外の外傷も普段から少しずつでも筋肉を鍛えていればかなり防げますよ。

普段、まるっきり運動をしていない人がいきなりゴルフなどをすると、硬くなった筋肉が無理に引っ張られ、肉離れをおこしたり、骨折を起こしたりする危険性が高まります。


腰のヘルニアが原因で無い場合の、坐骨神経痛の原因の一つとしては、梨状筋と言う臀部の深い場所に有る筋肉が疲労によって、硬直し固くなっているケースが有ります。このような場合も接骨院などで見てもらった方がいいです。


次に、腰に良い食べ物を紹介してみたいのですが、以外にもパイナップルの中の、ブロメレインと言うたんぱく質分解酵素が腰痛に効くのです。


新鮮なパイナップルをジュースにして朝の空腹時に飲みつづければ自然と効いてくるはずですよ。


パイナップルは、新鮮な物が良いので、凹凸している、皮の溝がまだ少し、緑色の物を選ぶと良いです。ジュースにしたら、朝飲むようにして下さい。吸収の良い空腹時がお勧めです。


この他にも、パイナップルは、ビタミンC、ビタミンB群、ヨード、鉄分、カリウムマグネシウム、ビタミンAなどが豊富に含まれており、関節炎や、急性副鼻腔炎の改善、脳梗塞心筋梗塞の引き金となる、血小板の凝集や血栓を予防したりするのです。


ドロドロの血液は心臓に大きな負担をかけて、心臓病の原因になりますから。


パイナップルの他にも、さらさら血液に変えてくれる果物として、パパイア、レッドメロンは効果ありますよ。特に、レッドメロンに含まれるアデノシンと言う物質は大変効果が有るらしいです。